about

律宗・壬生寺は正暦2年(991)快賢僧都によって創建されました。
本尊は延命地蔵菩薩(重要文化財)であり、古来よりの地蔵信仰とともに、厄除・開運の寺として庶民の信仰を集め、2月の厄除け節分会は、約900年もの歴史をもつ行事です。また、幕末に活躍した新選組ゆかりの寺としても知られ、境内の壬生塚には隊士の墓塔を祀っています。

境内には、洛陽観音霊場第二十八番札所である塔頭の中院や、壬生狂言の舞台である大念仏堂(重要文化財)、千体の石仏を安置した千体仏塔など9棟の堂宇があります。また、京都十二薬師霊場第四番札所本尊の歯薬師如来像・五仏錫杖頭(重要文化財)・列仙図屏風(長谷川等箔筆・重要文化財)、室町時代の作を含む190点余の壬生狂言仮面などの寺宝を今に伝え、万灯供養会などの年間法要や700年の伝統を持つ壬生狂言(重要無形民俗文化財)は毎年盛大に行われています。

また新選組ゆかりの寺でもあり、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔を祀っています。

境内PRECINCTS

歴史HISTORY

壬生狂言MIBU KYOUGEN

節分会SETSUBENE