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節分会のいわれ

京都の年中行事の一つに数えられる、壬生寺の厄除け「節分会(せつぶんえ)」は、白河天皇の発願によって始められたと伝えられ、900年余もの永い伝統を持つものです。
当寺は各社寺の中でも、京都の裏鬼門(南西)に位置し、京都の節分鬼門詣りの一端を往古より担っています。ご本尊は「延命地蔵菩薩(重要文化財)」であり、お地蔵さまの誓願である庶民大衆の除災招福を祈願して、三日間にわたり古式による節分厄除け大法要を厳修します。

節分前日

厄除け祈祷会、昇殿特別祈祷、
厄除け鬼払い壬生狂言「節分」上演、
練供養、山伏の大護摩祈祷

貫主が関白式を修して、この三日間の法要が始まります。境内北側にある重要文化財の狂言堂では、重要無形民俗文化財の壬生狂言三十番のうち、ユーモラスな中にも教訓的な筋書きをもつ、厄除け鬼払いの狂言「節分」が1日4回繰り返して上演されます。
13時30分から、聖護院山伏衆が寺内を練り供養した後、14時に本堂前において大護摩祈祷が行われ、信者から奉納された多数の護摩木を焚いて厄除け開運を祈願します。

節分当日

厄除け祈祷会、昇殿特別祈祷、
厄除け鬼払い壬生狂言「節分」上演

節分当日は、厄除け護摩祈祷が本堂内で終日厳修され、年齢によって厄除けを祈願する星祭祈祷と本堂へ昇殿していただいてご祈祷する昇殿祈祷が行われます。
壬生寺の節分詣では、節分厄除けお札・開運の起上がりダルマ守・お地蔵さまがあらゆる災難困難の身代わりとなって下さる身代わり守・交通安全守なども授与されます。
また、境内参道で素焼きの炮烙(ほうらく)を求め、家族知人の年齢・性別・願いごとなどを墨書きして奉納するという、当寺にしか見られない珍しい風習があります。これら多数の炮烙は壬生狂言の毎日の序曲である「炮烙割(ほうらくわり)」でことごとく割られ、炮烙を奉納した人は、その年の災厄を免れて福徳を得るという信仰が伝わっています。
境内にある洛陽観音二十八番札所・塔頭「中院」では、本尊の十一面観音の宝前で壬生地蔵講による御詠歌(ごえいか)の奉納があり、一願成就の水掛地蔵堂や金運上昇の弁天堂も多数の参詣者でにぎわいます。

後日

夕刻に貫主が結願を修して三日間の法要は終了します。

壬生寺節分会 行事の予定時間表

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※重要無形民俗文化財の壬生狂言・厄除け鬼払いの狂言「節分」を1日4回繰り返し無料公開(17時より毎時0分開始)

昇殿特別祈祷

本堂へ昇殿していただき、ご本尊の延命地蔵菩薩の御前でご祈祷する特別祈祷。厄除け、1年の除災招福を祈祷。金1万円(護摩札授与)

星まつりのいわれ

人は属性(あたり星)によって善い年・悪い年ができるとされる。年の変わり目である節分に、その星を守護星として祭り、悪い年は災難を逃れるように、善い年はいっそう善くなるように祈願するのが星祭です。