29 夜討曽我
       

 曽我十郎、五郎の兄弟は、父の仇の工藤祐経が、源頼朝が催す富士の巻狩りに来る
ことを知り、狩り場に忍びこんで遂に仇を討つ、という狂言である。
 狂言の前半は兄弟の孝心とその家来の忠誠、後半は勇ましい夜討ちの場面である。