15 土蜘蛛
      

 土蜘蛛の精が夜な夜な 源頼光をなやませ、病にかける。家来の渡辺綱と平井保昌
この土蜘蛛を退治するという狂言である。

 この演目は壬生狂言の代表的なものの一つである。土蜘蛛の撒く糸が殊に観客の目
ひき、衣装も豪華である。土蜘蛛の糸は持っていると厄除けになるといい、またそ
の糸
の芯(鉛玉)は、財布に入れておくと「お金がたまる」などといういわれがある。