賽の河
 
 壬生寺の本尊である地蔵善薩が、いかに慈悲深いかを表した狂言で、壬生狂言特有の
ものである。
  閻魔の庁での閻魔の裁きや鬼の責めなど、恐ろしい場面が続くが、ユーモラスな鬼の演技が
緊張をほぐし、壬生狂言の宗教劇としての優れた面を表している。